月山神社祭典毛馬内まつりKEMANAI MATSURI
日程と行事
7月12日
月山神社例大祭
町から離れた本宮で例大祭が執り行われます。子ども樽みこし
樽みこしは地元の造り酒屋から酒樽を、神輿飾りに使ったことに由来する行事で、
今は思い思いに飾りを施した神輿を子どもたちが掲げて町を練り歩き、
月山神社里宮に奉納します。
この年は町内や小学校から14基のお神輿が参加して、
子どものみならず親も参加し約500人の大行列となりました。毛馬内ばやし演奏
毛馬内ばやしは、花輪ばやしと同様の長い歴史を持つ民俗芸能であり、
保存会により
「拳囃子」 「麒麟(霧囃子)」 「宇現響」 「不二田」 「羯鼓」 「祇園」
の伝承曲が守り続けられています。
芸能山車と露店屋台が立ち並ぶ本町通りには、
まさに老若男女が集いお祭り気分に満ち溢れます。
7月13日
毛馬内ばやし奉納
月山神社里宮で毛馬内ばやしの奉納が行われました。
この日の奉納は笛と三味線に毛馬内ばやしの保存に取り組む子どもが太鼓を叩きました。
また前日に中町の芸能屋台で民謡を披露した浅野梅若一座も民謡と踊りを奉納しました。
奉納を終えた浅野梅若一座は、
中町の芸能奉納山車で毛馬内の町を夕方まで門付けして廻ります。川原大神楽巡行
鹿角市指定無形民俗文化財の川原大神楽は、
月山神社里宮近くの毛馬内休堂に明暦3年(1657)から伝わるとされる神楽で、
12日夕方に月山神社里宮で奉納されて13日は御幣と鈴を持ち舞い、
毛馬内の家々を夕方まで廻り祓い清めます。月山神社 御神輿奉戴渡御
月山神社里宮で神輿渡御の発輿式が行われ、
その後神輿が町を渡御して夕方に里宮に還幸します。
13日の夜も本町通りでは山車で芸能が披露され賑わいます。